■認知症ケア専門士って、どんな仕事?

 認知症ケア専門士の仕事内容は、介護から相談業務まで幅広いですが、ケアマネージャーや介護福祉士などのサブ的な資格といえるかもしれません。
 しかし、認知症ケア専門士の資格を得るために勉強する内容は、認知症に関しては専門的な知識と、高度な技術を持つスペシャリストとなり得ます。介護の現場で、より専門的な視点から、要介護者の方と接することができるようになるでしょう。

 

■認知症ケア専門士の年収

 主な活躍の場は、デイサービスや高齢者介護施設などが主な職場となります。収入は、勤務先によっても異なってきますが、高齢化社会が進んでいる今、正社員として働けるチャンスは多いのではないかと思います。 とある特別養護老人ホームでは、年収400万〜600万円で募集していました。
 他の介護資格と併用して取得しておくと、より就職へ近づけるかもしれません。

 

認知症ケア専門士になる!

受験資格 実務経験

この資格を受験するには、認知症ケアに関する施設、団体機関などにおいて、試験実施年から過去10年間に3年以上の認知症ケアの実務経験が必要です。
受験資格を満たした上で(もしくは、3年間の実務経験を積みながら)、通販教材などでテキストを買って勉強したり、日本認知症ケア学会の講座などに参加して、専門知識を得るのが、資格取得への道となるかと思います。

 

■長野県内で受験資格を得る

受験する場合は、まず介護施設などで実務経験を積み、それを受験の手引(願書)にある所定の様式「認知症ケア実務経験証明書」をご所属する(した) 機関・団体に提出し,認知症ケアの実務経験を認めてもらうと、受験資格を得ることができます。

 

■受験に関する問い合わせ先

日本認知症ケア学会事務センター 認知症ケア専門士認定委員会

2月 4th, 2015

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