中小企業診断士は、経営コンサルタントの国家資格です。 経済学、財務・会計、企業経営理論や経営法務など、会社を経営するにあたって知っておきたい事柄を広く深く理解しなければなりません。
総合的な知識をもつ中小企業診断士の仕事は、多岐に渡ります。
・経営コンサルティング ・企業と行政のパイプ役 ・企業と専門家とのパイプ役 ・講演会の講師や執筆活動
ただ、一般企業に勤める企業内診断士が多くいます。コンサルティング会社への就職や、会計事務所で財務・会計をしながら顧客にコンサルティングをするような働き方もあるでしょう。
独立開業もできる資格とされていますが、営業能力や広い人脈、またそれを広げていくコミュニケーション力など、独立には中小企業診断士という知識以外の能力も多く必要になってくるでしょう。
また、中小企業診断士単一の資格ではなく、公認会計士や税理士など専門資格も併せ持って開業する方が安定率も高くなるでしょう。
いずれかの会社へ勤めた場合の平均は600万円ほど。あまりの贅沢をしなければ、余裕のある生活ができます。
独立開業している方は1000万円の年収を稼ぎ出すこともできます。
試験は1次と2次があり、1次試験に受かれば2次試験が受けられます。
1次試験は7科目あり、1科目も40%以下が無く、7科目700点中60%(420点)以上とれていないと合格できません。
しかし、1次試験は科目合格制度が採用されており、1部の科目のみ合格していた場合には翌年・翌々年までは、その科目の免除を申請することができます。
つまり、3年間で7科目の試験に合格すれば2次試験が受けられるわけです。
1次と2次を両方合格後は、中小企業診断士として登録しなければなりません。また、5年毎に登録更新をしなければなりませんので、知識の維持と向上が常に求められます。
松本大学/松本大学松商短期大学部 (松本市)
大原学園 (長野市・松本市)
管理人 2月 12th, 2015
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